浮気調査を依頼する探偵事務所の選び方と賢い利用方法
 浮気調査を探偵に依頼しようと思ったら、まずは相談する探偵事務所を決めなくてはいけません。しかし、ネット検索すると公式サイトがずらりと表示されるため、どれにするか悩んでしまう人もいるはずです。全国に探偵事務所は約5,700件ありますので、1社ずつ比較検討している時間はないでしょう。そこで、探偵事務所の規模から依頼先を絞り込んでいくと良いです。

探偵事務所の規模による違い

探偵事務所は、規模によって以下の4つに分類できます。
  • 大手探偵事務所
  • 地域特化大手探偵事務所
  • 中小探偵事務所
  • 個人探偵事務所
原一探偵事務所や総合探偵社MR、HAL探偵社、RCL探偵事務所、アイヴィ・サービス、さくら幸子探偵事務所などは、全国に10を超える営業拠点があり「大手探偵事務所」と呼ばれています。営業拠点が多ければ自然と依頼者数は増えますので、業界内でもトップクラスの実績を誇ります。資金力が豊富だからこそ、最新の撮影機材や特殊車両の保有、弁護士事務所との提携、質の高い調査報告書の作成が可能です。 続いて「地域特化大手探偵事務所」には、東京探偵社AIや総合探偵社TS、ALG探偵社、はやぶさ探偵社、青木ちなつ探偵事務所、響Agent、ISM調査事務所などが挙げられます。大手探偵事務所と同じように全国対応、実績豊富、メディア露出度が高いです。大きな違いは、特定のエリア内での浮気調査を得意としています。社名に地域名が付いていたり、本社周辺に営業所を複数構えていることが多いです。 規模はやや小さくなりますが、「中小探偵事務所」も特定エリアでの浮気調査に定評があります。その地域で古くから探偵業を営んでおり、警察OBなどがベテラン探偵として浮気調査を請け負っているケースもあります。地域特化大手探偵事務所との違いは、営業拠点が本社のみ、特定エリア内での浮気調査に対応、無料相談や営業時間が限られているなどです。10人以下のスタッフで探偵業に取り組んでいる事務所も多く、急な依頼には対応してもらえないでしょう。 最後に「個人探偵事務所」ですが、こちらは(アニメ)名探偵コナンの毛利探偵事務所をイメージすると分かりやすいです。代表者自ら現場に出向き、依頼者の都合に合わせて調査を行ってくれます。全国に約5,700社の探偵事務所がありますが、半数以上がこのような個人探偵事務所です。探偵専業ではなく、便利屋として仕事を請け負っていたりもするので、浮気調査以外の悩み相談にも乗ってくれます。

目的に応じて探偵事務所の規模を使い分ける

規模によって特徴が違うため、どのような浮気に悩まされているか、どのような依頼をする予定かで申し込み先を決めていきましょう。

大手を選んだ方が良いケース

ドライブデートや不倫旅行、出張先、単身赴任先を狙った浮気調査では、ターゲットの「行動範囲が広い」「行動範囲が不明」となりがちです。行き先が対応エリア外だと、県をまたいだ瞬間に人件費が高額となったり、不慣れなため見失ったりもするでしょう。全国に営業拠点を構えている大手なら、行き先に応じて現地スタッフと協力し合いながら追跡を続けられます。交通費や宿泊費を抑えられることもあるので、大手以外に頼む時より調査料金は安くなるでしょう。

大手の中には、海外に営業拠点を構えていたり、海外探偵協会と業務提携しているところもあります。ターゲットが愛人と海外旅行に行く場合でも、外国人スタッフや宿泊施設を速やかに用意できます。「海外での浮気調査」は国外ということもあり、規模が小さい探偵事務所では依頼を断られがちです。もしくは、調査料金がとても高くなるので、海外調査対応の大手に尾行をお願いすべきです。

規模が大きいほど、メディア露出度は増えていきます。例えば、水曜日のダウンタウン(TBS系列)はHAL探偵社、ハンゲキ(フジテレビ系列)は原一探偵事務所やアイヴィ・サービスが過去に協力しているのです。それだけ実績を積んでいるから起用されるわけで、移り変わりの激しい探偵業界においては「安全性の高さ」とも言えるはずです。探偵事務所に騙されたくないなら、大手ならではの安全性に頼りましょう。

また解決実績からも分かる通り、現場調査員は場数を踏んでいるので、中小・個人よりも「調査失敗リスク」が低いと言えます。他で断られてしまった浮気調査でも、大手なら相談に乗ってくれるかもしれません。そして、規模が大きければ探偵の数も増えるため、「急な依頼」に対応してもらえます。24時間体制で「無料相談」を実施している点も大手らしい強みでしょう。

さて、人によっては浮気調査終了後に裁判を予定しているかもしれません。証拠があれば慰謝料を増額できたり、離婚裁判を有利に進められます。しかし、証拠となる調査報告書は探偵事務所ごとで質が違います。規模が大きいと、調査報告書を精査する部署や弁護士が資料をまとめてくれるのです。規模が小さく経験の浅い探偵事務所では、配布される調査報告書に誤字脱字が含まれていたり、ピンボケ写真を添付していることもあります。これでは裁判所も証拠不十分だと判断しますので、裁判を予定しているなら「調査報告書の質」にもこだわりたいところです。

地域特化や中小・個人を選んだ方が良いケース

勤務先を出てから自宅に帰るまで、奥さんの日中の動きを探ってほしいなど、調査範囲が限定される依頼もあります。ターゲットの「行動範囲が狭い」時は、わざわざ全国対応の探偵事務所に頼る必要はないため、その地域で長年活動している探偵事務所に相談すべきです。地域特化や中小は特定エリアの地理情報に詳しく、過去の浮気調査でも似たようなエリアを追跡しています。尾行しやすい格好や移動手段、ラブホテル街の把握など、経験からコツも熟知しているでしょう。

規模が小さくなるほど在籍スタッフの数は少なくなるため、相談から打ち合わせ、浮気調査、報告書作成までの全業務を同じ人が担当してくれます。そのため、料金交渉をすれば「調査料金は安く」なるでしょうし、要望があれば随時意見を汲み取ってくれる「マンツーマン体制」にも期待できます。ちなみに大手では、相談は相談員、説明や見積もり掲示は営業員、調査は探偵と部署が違います。悩みを打ち明けたのは営業員で、顔すら知らない探偵が浮気調査に取り組むというケースも珍しくありません。誰が調査してくれるのか、その人は信頼できるのかを確かめたいなら、人の入れ替わりが少ない中小・個人の方が向いています。

まとめ

探偵事務所の規模による違いと使い分けをご説明しましたが、あなたが何を重視するかで依頼先は変わってくると思います。調査料金の安さを重視するなら、規模が小さい探偵事務所を選ぶことになるでしょう。ただし、そのぶん安全性は低くなりますので、トラブルに巻き込まれる危険性は高まります。それでは安全性を重視して大手を選ぶべきかというと、大手は人件費や維持費がかかるため料金設定は高めです。

そこで、中小・個人から選ぶ時は、設立年数に注目しましょう。10年以上探偵業を営んでいるなら、探偵事務所として問題は抱えていないと判断できます。大手・地域特化から選ぶ時は、料金システムが充実しているかを確かめれば、あなたに最適な料金プランが見つかるはずです。料金プランによっては、大手でも中小・個人より調査料金が安くなることもありますので、まずは「重視したいこと」を決めてから依頼先を選んでみましょう。